癒し ヒーリング 前世物語2016-09-03 Sat 14:43
ヒーリングサロン Luce・ルーチェ>(三重県鈴鹿市)の
ホームページはこちらをクリック→→ヒーリングサロンLuce 〰前回の続きです〰 僕は何度も街に下りては国民の反乱をこっそり見る事にした。 街の人達の会話を聞いたりしながら断片的な情報を集めた。 聞くところによると、、、 国は王の悪政により、国民の不満が爆発していた。 貧乏出の木こりの僕にはよくわからない不満だが。 貧困にあえぐ生活に耐えられず国民が一致団結。 追い詰められた国民の迫力に、王家は次第に押され始めたようだ。 遂には王子が率いる部隊が状況を一気に沈静化しようとした。 しかし、国民の奇襲が成立し、王子は戦死してしまったようだ。 同時に、国民側も多大な犠牲を払った為、一時的に戦況は落ち着いているようだった。 王家は跡取りの王子を亡くしたショックに打ちひしがれ 国民は多くの犠牲を払ってしまった事に罪悪感を抱いていたせいだった。 ある時、街の広場で集会が開かれた。 王家と国民側の代表者が協定を結ぶのだ。 僕にはそんな内容どうでもよかったが 王家の人達がどんな格好をしているか興味深かった。 王家は、王の側近である家臣が登場。 国民側も反乱を率いたリーダーが登場していた。 僕は群衆の最前列で眺めていた。 二人の代表がお互いの要望を討議している。 僕は王家の人達の服装なりをジロジロ見つめている。 僕は普通の人達の振る舞いがわからないせいか かなり目立つ行動をとったようだ。 いつの間にか、王家の人達に睨まれていた。 そんな時、ふと偶然にも風が吹きバンダナが吹き飛んでしまった。 僕はあわててバンダナをキャッチしに走った。 僕は姿を見られたので、そのまま帰る事にした。 王家の代表として来ていた家臣は、走る僕を見つめて思った。 『あの姿は・・・なんだか無性に気になる。』 その数秒後、家臣はハッと思った。 『あの子か?』 そう。 家臣は18年前に王の命で僕を山に置き去りにした張本人だったのだ。 ![]() |
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